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さぁ、フィルムを始めようとして、いざ買いに行くと、「100」とか「800」とか、「24」とか「36」とかなんなんだって数字がいっぱい書いてありますね。「24」とか「36」とかは、フィルム一本当たりの撮れる枚数の事で、「100」とか「800」とかはフィルムのISOがいくつかを表しています。
今回は、ISOがなんなのか、分かりやすく解説していきます。
ISOとは
「アイエスオー」とか「イソ」と読みます。「感度」という方もいるかと思います。これは何かというと、フィルムの感度を表しています。デジタルでも詳細情報なんかを開くと、書いてあります。
これは、このフィルムがどれだけ光に反応するかという意味で、数字が大きいほどちょっとの光で写真が撮れるという感じです。詳しい原理が知りたい方は、「フィルム感度 原理」で調べると出てくると思います。
販売されているフィルムの大体は、100、200、400、800のどれかが多いです。感度が高いほど値段も高くなる傾向にあります。また、フィルム独特の粒子感も感度が上がるほどに、粒子も荒くなっていきます。いわゆる「ノイズ」というものですね。
余談なのですが、私の学生時代、学校に「ISO14000」とかいう環境に配慮したなんたらかんたらという標語が貼ってあったのですが、これも同じISOらしいです。実は、「国際標準化機構(International Organization for Standardization) 」の略称で、フィルムの感度もここが定めたので、ISOになっているらしいですよ。
感度別のおすすめシーン
夜景や室内での写真におすすめ
光の少ない夜景や室内では、感度の高いISO800がおすすめです。シャッタースピードがある程度速いままでも撮影できますし、絞ってシャープな雰囲気で撮影もできます。
あと、あえてフィルムらしい粒子感が欲しい時にもおすすめです。ざらざらっとしたエモい感じの仕上がりになります。
晴れた日に青空とか海とか良い感じの写真におすすめ
日差しが強い日中では感度の低いISO100や200がおすすめです。光がいっぱい必要ですが、粒子感が少なく、すっきりとした写真に仕上がります。
あと、フィルム一本あたりも安いので、できる限り安くフィルムを楽しみたい方におすすめです。
真夏の海とか、山とか撮影したい時にめちゃくちゃおすすめです。
こちらのフィルムも非常におすすめ。温かい印象の写真に仕上がります。
どうしたらいいか分からない方
これは、標準中の標準ISO400が良いですね。大体どんな場面でも大丈夫です。安心の400という感じです。ほどほどに粒子感があり、暗い場所でも明るい場所でも安心して撮影できるといった感じです。写ルンですもISO400のフィルムが入っています。それぐらいの安心感です。
最近400で撮影していないので、作例がなくてごめんなさい。そのうち撮影したら載せますね。
まとめ
ISOはフィルムの感度を表していて、数字が大きいほど暗い場所での撮影に向いています。
また、ざらっとした粒子感のある写真が撮りたい方は、感度の高いフィルムがおすすです。
ぜひ、色々なフィルムを使って、楽しんでみてください!