私の相棒 機械式フィルムカメラ Nikon FM10の紹介

2021年8月30日月曜日

カメラ

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まずは、私の推しカメラ「Nikon FM10」の紹介をします。
長い時間を共に過ごしているので、年季が入ってます。このNikon FM10は、機械式というフィルムカメラです。なんだそれって感じですよね。

機械式カメラとは

機械式というのは、電気を使わずに動くカメラの事です。
実際このカメラには露出計のための電池は入ってますが、写真を撮る動作に関しては電池は必要ありません。もちろん充電もしません。

デジタルだと「あぁーバッテリーゼロで写真が撮れないー!」という事がありますが、このカメラはそういう事がありません。
結構フィルムカメラでも、電池が入ってないとシャッター押せないとかもあるんですけど、
これはもう全然大丈夫なんです。

なんていうか、ゼンマイ仕掛けなんです。江戸時代の時計みたいな。ゼンマイ侍みたいな。
フィルムを巻き上げる瞬間とか、シャッターを押した瞬間に、小さい部品がキリキリと動いている振動みたいなものが微かに感じらる…気がします。

機械式なので、もちろんフルマニュアルです。電子制御は皆無です。
なので、フォーカスも、F値も、シャッタースピードも、ぜーんぶ自分で決めます
デジタルに慣れていると、めっちゃ煩わしいです。
でも、カメラを勉強したいという方には、本当におすすめのカメラです。
色んな設定を肌で感じながら覚えていくことができます。

どんな写真が撮れるのか

基本的に動きの速い被写体には向いていません。写ルンですの最強バージョンだと思ってください。
猫とか撮るとどうなるか載せますね。ブレブレです。


でも、カメラに慣れてくるとこんな風にも撮れます。


2枚目の猫の方が大人しくて、動かない猫なんじゃないの~?と思うかもしれませんが、2枚目の猫もすごく動きます。でも、シャッタースピードやフォーカスなどを上手く使いこなすことで、まるで大人しい猫のように撮れるのです。

フルマニュアルだと、キレイな写真もブレブレ写真もどっちも楽しめます。デジタルでも、全ての設定を切れば同じようにできますが、フィルムカメラだとブレブレ写真での成功率が高い気がします。(私個人の偏見なので、めっちゃ異論を認めます)



あえて手前をめちゃくちゃぼかして、遠くの花に焦点を当てるとかもさささーっとできます。AF(オートフォーカス)だと、ちょっと面倒くさいんですよね。「手前のにピント、合わせておいたぞ」みたいな感じがね。カメラも良かれと思ってしてくれちゃうんでね。

デジタルは私自身も使いますし、良いところいっぱいあるのは知ってます。でも、写真を撮って遊ぶには、まだフルマニュアルのフィルムカメラが面白いかなと思います。思わぬ偶然とか、想像以上の世界に出会えるのは、まだフィルムかなという印象です。

どうでしょう。Nikon FM10やりたくなりましたか?中古で結構きれいなものも安く売ってます。楽しいですよ~!



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